後藤 浩介GOTO Kosuke

九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒業後、株式会社GK設計に入社。プロダクト、サイン、インテリアに携わる。その後、東京大学新領域創成科学研究科環境学専攻社会文化環境コースにて、屋外での物理的環境と人間の行動についての研究を行う。在職中の主要実績として丸亀市猪熊弦一郎現代美術館／丸亀市立図書館家具サイン実施設計、新型郵便ポスト開発、仙台市歩行者系サイン整備計画等がある。

「ポスターボード付きバスシェルターのデザイン」2000 GK Sekkei Inc.

「多摩モノレール トータルデザイン」2000 GK Sekkei Inc.

西田 秀己NISHIDA Hidemi

ノルウェー王国ベルゲン芸術デザイン大学芸術学部修士課程修了。光州ビエンナーレ（2014年／韓国光州）、札幌国際芸術祭（2014年／札幌）ほか多数で作品を発表。ロンドン、台湾での活動を経て、2018年から2019年にかけてポーラ美術振興財団在外研修員としてモスクワに滞在。風景と人との対話を生む環境インスタレーション作家として活動するほか、舞台美術、空間デザイン、インスタレーション、パフォーマンス等も手がける。

「fragile chairs」（2017）

「fragile passage」（2021）

「fragile bridge」（2020）

西尾 佳那NISHIO Kana

東京造形大学絵画専攻卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修了後、アートコーディネーター/現代美術作家として活動。場やものと人の関係性や文化史を調査し、それ等の起源、変遷、認識の揺らぎに焦点を当てた作品制作やキュレーションを行っている。「記憶にしか残らない風景」を題材に映像やオブジェクトを組み合わせたインスタレーション作品の制作や「ものののこしかた」をテーマとした展覧会企画、農村集落に地域の文化をアーカイブする美術館の創設などのアートプロジェクトを行っている。

古川利意記念美術館「農とくらし」(2022-)

イマージブシアター「ヒカリノトリ-観測者たちの集い」より (2023)

narrative scape (2022)

鈴木 萌夏SUZUKI Moeka, Ph.D.

女子美術大学アート・デザイン表現学科アートプロデュース表現領域を卒業後、同専攻博士前期課程を修了。その後、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程を修了し、博士（美術）の学位を取得。現代美術の記録および批評的探究を目的としたリサーチ・出版プロジェクト「だえん」を企画・運営し、現代美術に関する批評的言説の形成およびアーカイブ構築に取り組んでいる。研究テーマは1990年代の日本の現代美術であり、同時代の美術動向の分析を基盤としながら、展覧会企画や批評執筆を行う。主な企画に「遺伝的美意識—Inherited Esthetics」展（2023年、日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリー）および「レントゲン藝術研究所の研究」展（2019年、レントゲンヴェルケ）がある。

「ZINEレントゲン藝術研究所の研究」

「遺伝的美意識-Inherited Esthetics」展

博士審査展「レントゲン藝術研究所とその周縁−1990年代前半の東京における現代美術−」

現代美術の記録および批評的探究を目的としたリサーチ・出版プロジェクト「だえん」

吉田 未空YOSHIDA Mikuu

女子美術大学大学院博士前期課程洋画研究領域修了。自身のアルバイト先であるコンビニエンスストアでの日常やそこで出会う不思議な利用客をモチーフにした楽曲制作を行うほか、幼少期に球体人形作家である父と制作した操り人形の巨大化を通して、創造主について思いを巡らせる作品などがある。近年では、自身の母と祖母をモチーフに女性の社会的背景を扱った作品を制作するなど、アイデンティティの問題に焦点を当てた制作を行っている。

「彼(女)が欲しかったのは私たちが知りたかったことと同じ答えだ」(2018)

女の三生 (2022)

One hundred Gold medals (2023)

小岩井 淳雄KOIWAI Atsuo

1985年株式会社丹青社入社。企業向けのビジネス領域とスポーツエンターテインメント領域の空間デザインを主に担う。来場者にエンターテインメントを通じてワクワクさせることをデザインの根幹に据えて空間づくりに臨んでいる。TOKYO MOTOR SHOW2007 TOYOTAを筆頭に、他メーカーの大規模な展示ブースを多数手がける。スタジアム関連では、横浜スタジアム 2Fコンコースリニューアル、みずほPayPayドーム福岡 コンコース大規模リニューアルプロジェクトなど実績多数

TOKYO MOTOR SHOW2007 TOYOTA (2007年) / 撮影：株式会社ナカサアンドパートナーズ

みずほPayPayドーム福岡 コンコース大規模リニューアルプロジェクト (2017年) / 撮影：御園生大地（crossover digital imaging）

横浜スタジアム 2Fコンコース リニューアル（2013年） / 撮影：三富 純

横山 稔YOKOYAMA Minoru, FIIDA

東京産。⽶国Pratt大学大学院修了。感性×空間の五感を覚醒させる独⾃の教育メソッドで⽇⽶の⼤学で教え、五感のデザインワークブック彰国社が教育システムとして2013グッドデザイン賞受賞。空間系作品では⽇本初の五感コンセプトのオフィスデザインをプロデュース、⽇本⽂化をアート化した作品が国⽴⺠族学博物館に収蔵。⾃然の意志を尊重したアート・デザインを感じるファーストで、遊びながらクリエイティブの森を冒険中。

Learn from Nature_自然環境に向けた感受性

SpiritOfJapan

五感のデザインワークブック

荒渡 巌arawatariRI Iwao

東京生まれ。2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。サロン・ド・プランタン賞受賞。主な展示は「カオス＊ラウンジpresents『怒りの日』」(2015)、「曝光夢幻のニューロパシー」（2021）など。様々な美術展の現場でインストーラーとして業務に従事する一方、実験販売活動「カタルシスの岸辺」を立ち上げ、グループとしての作品発表にも注力している。同団体の主なメディアである「死蔵データ」をはじめ、「限りなくゴミに近いマテリアル」が個人の関心の根幹にある。

「曝光夢幻のニューロパシー」

「画像墓場―忘れ得ぬ風景―」 (撮影：水津拓海)

「画像の一本松」 (撮影：中川周)

石原 航ISHIHARA Ko

「ありえるかもしれないインターネット」をテーマに様々な作品、システムを制作・開発しながら新しいアバター観やデジタルコミュニティの可能性を思索・研究中。総務省認定異能β(総務省公認のへんなひと)保持者。Ars Electronica 2019 Future Innovators Summit参加アーティストに選出。公益財団法人クマ財団奨学クリエイター4～5期生採択。慶應SFC研究所員。主な受賞歴にWIRED Creative Hack Award 2021 準グランプリ、同賞 2018 特別賞、Campus Genius Contest 2019 審査員特別賞など。

「Class Jack」生徒が教師の教科書（スライド）に落書きできるけしからんインターフェース

「Masquerade」Googleに偽の個人情報を送るステルスシステム

アバターの墓場

海野 林太郎UNNO Rintaro

1992年東京生まれ。美術家。近年の活動の軸は、「メディアと人間、社会と個人の関係を考えながら、個人が信じるものや見えている世界をどう描けるか」。主な活動として、EUKARYOTEや銀座 蔦屋書店での個展、磯村暖＋海野林太郎として「Phantasmapolis – 2021 Asian Art Biennial」（國立臺灣美術館）への参加などがある。また、「カタルシスの岸辺」として、越後妻有里山現代美術館での個展や、台湾・桃園市でのパブリックアートの制作・設置を行う。2023年より、国際フェスティバル「科学と芸術の丘」の展示ディレクターを務める。

「(公)²死蔵データセンター@後生協力組合」2024

「Art_Angel202401」2024 撮影：田巻 海

「マヌケだね 楽しい夜さ 好きだよ」2022 撮影：加藤 広太

北地 那奈KITAJI Nana

東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻美術領域修了。日本、ヨーロッパ、北米にて建築や舞台美術を学んだ後、映画美術の世界に入る。2020 年、Studio Nordla(スタジオノーラ) を設立。プロダクションデザイナーとして 映画やドラマ、CM 、MV など様々な映像作品の美術デザイン・制作を行う。 代表作にマカロニえんぴつ「PRAY.」MV（第95 回センバツ 春の甲子園公式テーマソング）、映画「おとこのことを」(水川あさみ監督)、ドラマ「スーツケースジャーニー」(北欧、暮らしの道具店)、「新たな発見！コインを持つポケモン コレクレー」PV (Pokémon) 、Siphonysta PV (TIGER)等がある。

マカロニえんぴつ「PRAY.」MV（第95 回センバツ 春の甲子園公式テーマソング）／Director：Spikey John Production　Designer：Nana Kitaji　Production：Headlight

ドラマ「スーツケースジャーニー」（北欧、暮らしの道具店）／監督：大釜友美　脚本：土門蘭・大釜友美　美術：北地那奈　音楽：世武裕子　製作：KURASHI&Trips PUBLISHING　制作：サンディ株式会社　© 2021 Kurashicom Inc.

「新たな発見！コインを持つポケモン コレクレー」PV （Pokémon） ／Director: Motoyuki Tamura/Natsue Ono　Production Designer: Nana Kitaji　Production: STORIES　©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. ©2022 Niantic, Inc. ©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

小林 麻美KOBAYASHI Asami

女子美術大学デザイン科造形計画インテリアコース卒業。設計事務所での経験を経て、女子美術大学環境デザイン専攻専任助手となる。2015年女子美ミラノ賞を受賞し、イタリアのミラノに所在するMigliore+Servetto Architectsにて1年間の研修にあたる。2016年より女子美術大学非常勤講師、moca design 主宰。空間設計、デザインを主としている。スペース表現領域の教室・研究室の空間設計を担当。

女子美術大学 相模原校舎 紙漉き工房 2024年竣工

女子美術大学 相模原校舎 8号館別棟 2023年竣工

女子美術大学 杉並校舎 2210研究室 2025年竣工

杉山 優子SUGIYAMA Yuko

女子美術大学 デザイン科卒業。株式会社丹青社 デザイナー、女子美術大学 助手、IT関連会社 クリエイティブディレクターを経て、現在は、女子美術大学 非常勤講師、個人事務所代表、学校支援地域本部 地域コーディネーター。 Co-Designや空間の変容が人々の心にどう作用するかなどに興味を持ちながら、医療・福祉施設や地域などで実践活動をしている。

心身障害児総合医療療育センター 外来待合室リニューアル（2021）

「つながり、つながる」プロジェクト（2022）

髙田 実希TAKADA Miki

女子美術大学芸術学部デザイン工芸学科プロダクトデザイン専攻卒業。デザイン事務所でアシスタントデザイナー、女子美術大学ヒーリング表現領域助手を経て、2021年より女子美術大学非常勤講師として勤務、フリーランスのデザイナー、インストーラーとして活動。

2015 MikiTakada 8484

高橋 祐亮TAKAHASHI Yusuke

1992年生まれ。慶應義塾大学SFC卒業、東京藝術大学大学院修了 3DCGを用いた表現を中心に映像作品やVR作品、インスタレーションの制作を行う。『WIRED』によるCREATIVE HACK AWARD 2017特別賞、NEWVIEW AWARD 2022 Grand Prizeなどを受賞。2023年、文化庁メディア芸術育成支援事業-創作支援プログラム-採択。

my room / my sound（2022／VR）

F.A.R.M.（2022／インスタレーション）

behind（2021／VR）

高原 真央TAKAHARA Mao

2013年、女子美術大学芸術学部デザイン学科卒業。2015年、日本女子大学大学院修了。2015〜2018年、株式会社空間研究所。2018年〜日本女子大学家政学部住居学科 非常勤助手。2021年〜女子美術大学デザイン学科環境デザイン非常勤講師、アトリエモタカ共同主宰。

女子美術大学相模原キャンパス 図書館（photo by Kenta Hasegawa）

田原 万友美TAHARA Mayumi

女子美術大学デザイン科空間デザインコース卒業。株式会社景観工学研究所にて公共デザイン（橋梁・公園等）に携わる。女子美術大学助手を経て、建築・グラフィック・映像・空間という他分野デザイナー集団Designer’s Workshop YAJUを仲間と立ち上げ活動、2010年より独立。スペースデザイン・グラフィック・広告、デザインディレクターなど、空間に関わる分野で幅広く活動し、照明の効果を活かした光を楽しむ空間創りや、動物病院や歯科病院等、医療施設のCI計画、サイン計画、ファサードデザイン等に携わる。一方、地域社会での活動として定期的にアート・デザインワークショップを主宰。

親子のためのデザインワークショップ

nippo堂(lighting fair)

nippo bar(lighting fair)

辻村 亮子TSUJIMURA Ryoko

建築・デザインエディター。女子美術大学芸術学部絵画科洋画（油絵）専攻卒業。ロンドンAAスクール（Architectural Association School of Architecture）Intermediate course修了。デザイン誌「AXIS」副編集長を務め、連載「匠のかたち」の立ち上げや、AXISギャラリーでの展覧会、講演会を企画。現在Webマガジン「AXIS」に執筆。法政大学デザイン工学部兼任講師。

企画・執筆記事　デザイン誌「AXIS」連載「匠のかたち」写真／鈴木 豊

企画・執筆記事　デザイン誌「AXIS」インサイト 『フィンランドで動きはじめた自動運転シャトルバス「GACHA」』写真／Ville Vappula

企画・執筆記事　Webマガジン「AXIS」『馬祖国際芸術島に上陸する——馬祖ビエンナーレ2023』

前田 斜めMAEDA Naname

長野県松本市で活動する劇団野らぼうで作・演出・役者として活動。非劇場空間での上演を多く行い、これまでに駅前・ビルの屋上・飲み屋・公園・人家などでの上演を行なっている。また、自前のテント劇場を用いた”テント芝居”も行い、環境や場、現実の要素との距離感を常に意識しながらコンセプト設定を重視した作品創作を行っている。劇作以外にも舞台美術や人形作りにも注力している。

https://norabou.net/

新装版「内側の時間」 テント劇場（2024）

「人形と星」（2023）

「鳥が飛んでった跡」(2023)

流し芝居PART2(2019)

ホルクスワ(2018)

横山 彰乃YOKOYAMA Ayano

ダンサー / 振付家。長野県出身。感覚に着目した独自のムーヴメントを探求する。見落として通り過ぎてしまうような現実を切り取り、意図せず溢れ出てしまうダンスならではの瞬間を踊り立ち上らせる。2016年、lal banshees（ラバンシーズ）立ち上げ。国内外で作品を発表する。YOKOHAMA DANCE COLLECTION2020グランプリ、第16回日本ダンスフォーラム賞等受賞。2021－25年度セゾン文化財団セゾン・フェローI。

lal banshees「海底に雪」2021年 ロームシアター京都 Photo:草本利枝

lal banshees「幽憬」2022年 シアタートラム Photo:大洞博靖

NAGANO ORGANIC AIR「ふしぎうぶすなレジデンシー＠信濃大町 STRANGER THAN PHENOMENON」2022年 Photo:安徳希仁

lal banshees「幽憬」2022年 シアタートラム Photo:大洞博靖

横山 陽子YOKOYAMA Yoko

⼭⼝産。武蔵野美術⼤学⼤学院造形構想専攻クリエイティブリーダーシップコース修了。ロンドン芸術⼤学セントラル・セント・マーチン校エクスペリエンスデザインサマーコース。五感×アート×空間の研究を国内外で発表し、ドイツiF デザインアワード2014 をawaseruring で受賞。プリミティブな記憶を五感で呼び覚ますクリエイティブな森のナビゲーターとしてYou are what you feel!で活動中。

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